建墓のご案内
当社では問屋を経由せず、製造工場からの直接取引により中間マージンを大幅にカットした価格設定でお墓づくりのお手伝いを承っております。お墓づくりは一生に一度の大切な大仕事でございます。どうぞ信頼と実績の当社にご相談下さいます様、ご案内申し上げます。
お墓を建てる時期は?
お墓は一般的に四十九日や百ケ日、あるいは月命日に間に合うように建墓されます。ともあれ仏様を一日でも早く土に帰してあげることが残された遺族の努めでもあり、最善の供養と感謝の表現といえるでしょう。
昔からなお墓参りは「半日参り」と言われ、ふと思った時にお参りできる距離であること、日当たりが良くて清潔であること、平地で足元(参道等)が整備されている事等が大切です。お墓選びは、値段ではなく場所選びが一番のポイントです。
墓地の移転・改装方法
1.移転の準備
墓所新規購入方法と同様です。先ずは受け入れてもらえる墓所を探してください。ただし直ぐには契約せず、受け入れてもらえることを確認し、さらに受け入れ証明書を発行してもらえるかどうかも確認してください。この受け入れ証明書がない場合、引っ越しができない場合があります。次に現墓所の管理事務所に引っ越しについてお知らせください。受け入れ先予定地についてもお知らせください。
2.書類の準備
希望の霊園、寺院の墓地を購入します(新規購入方法と同じ)。受け入れ先から「受け入れ証明書」を発行してもらい、現墓所の管理事務所に提出します。これを提出し、すでに納骨されております遺骨の「火葬許可書」または「埋葬許可書」が返却されます(既にお施主様がお持ちの場合はこの限りではございません)。この許可書がないとどこの寺院、霊園も受け入れてもらえませんので注意してください。また霊園管理事務所によっては「受け入れ証明書」を確認した後、返却されることもあります。
3.遺骨の返却
ご遺骨を引き取る前に、宗教宗派によっては抜魂供養が必要になる場合がございます。菩提寺の住職、または担当営業にご相談ください。ご供養終了後ご親族様立会いの下ご遺骨を引き上げます。土葬も同様です。骨壺は当社でご用意することもできます(有料)。骨壺は風呂敷に包みご遺族に返却されます。ご遺骨と「火葬許可書」または「埋葬許可書」を一緒にご自宅に持ち帰るか、菩提寺へ一時的に預けることになり、引っ越し先の墓所完成するのを待ちます。
4.書類の準備
現在お持ちの「火葬許可書」「埋葬許可書」は市町村によっては受け入れ先の住所を記載する必要がございます。役所で確認ください。受け入れ先住所は役所で更新できますが、その時受け入れ先霊園の「受け入れ証明書」が必要になります。他県や他の市町村へ移動するときも同様です。この場合「埋葬許可書」を受け入れ先の市町村で発行していただく場合もございます。許可書を紛失した場合、役所で再発行してもらいます。詳細は最寄りの役所で確認ください。
5.許可書についての例外
墓所に遺品や土葬ですでに土にかえられている場合、許可書は必要ありません。慣習上、旧墓地の土を骨壺に入れて、引っ越し先の墓所に埋葬する場合もございますが、この場合も火葬許可書、埋葬許可書は必要ございません。
お墓のQ&A
Q.寿陵とは?
A.生前建てるお墓を「寿陵」といい、中国の古い書物にも出てくる言葉で、縁起がよく長生きする大変おめでたい事とされています。墓所は全て、固定資産税や相続税の対象外で、非課税です。よって最近では生前に自分のお墓を建てる方も多く見られます。また建立する墓石の戒名刻印は朱色になります。
Q.永代使用料とは?
A.墓地は住宅のように土地とその物が売買されるのではなく、永代使用の権利を得るという形をとります(永代使用権)。そこで支払われる代金を「永代使用料」といいます。使用権には制限がなく、使用者の権利は代々受け継がれていきます。
Q.墓地管理料とは?
A.霊園の共有部分(園内の道路・緑地・休憩所・騒動施設)の維持、管理、清掃費などに使われます。個人の墓所の清掃等は含まれませんのでご了承ください。
Q.分骨とは?
A.埋葬されている遺骨の一部を移すことを分骨(分骨)といいます。分骨の場合、現在遺骨を保管している墓地管理者から証明書を受け取ってください。
Q.開眼供養とは?
A.開眼供養(かいげんくよう)とは、「入魂式」「魂入れ」とも呼ばれ、新しく建立されたお墓に魂を入れる儀式のことです。墓前にお供え物等を備えご住職にお経を唱えてもらい初めて、宗教礼拝の対象として本当の意味の墓石となるのです。ご先祖様に安心して休まれるお墓を作る為にも開眼供養をお勧めいたします。
Q.お墓の向き(方角)?
A.仏壇や家の方角は、吉凶など大変気になるところです。一般的にお墓も家と同じように東南の方角が風通しが良いとされていますが、昨今最良の場所を選べるほどの状況ではなく、あくまでもご先祖様をお祀りするという心が重要であると思われます。
Q.建墓する時期に決まりはありますか?
A.一般的に決まりはありませんが、各霊園ごとに規定がある場合もあります。またご遺骨がある方の場合は四十九日か一周期までに建てられるのがよいでしょう。